git-ftpを使ってGitでFTP更新を管理する

FTPでしか管理してないサイトの場合、いちいち差分を確認してちまちまFTPでアップしていくのはめんどくさいしミスのもとにもなる。
しかし、git-ftpなるツールを使えば、gitで管理しつつFTPにアップ出来るようになる。

インストール

macの場合は、homebrewを使ってインストール出来る。

$ brew install git-ftp

インストールされたかどうかは以下のようにして出来る。

$ git ftp
git-ftp <action> [<options>] <url>

git configで設定していく。
その際、ステージング・本番環境を分ける、というように、複数の環境を設定出来る。

$ git config git-ftp.dev.url frp://<ホスト名>/<アップするディレクトリ>
$ git config git-ftp.dev.user <ユーザー名>
$ git config git-ftp.dev.password <パスワード>

git管理しているディレクトリがurlで設定したディレクトリと同期される。
(同期するローカルのディレクトリは設定出来ない)
vagrantなどで環境を作成している場合等は注意が必要。

で、初期化。

$ git ftp init -s dev

-sの後に設定した環境の名前を入れる。
すると、git管理しているファイルが設定したサーバーのディレクトリにアップされる。
(初期化すると全てアップされ、.git-ftp.logというファイルがサーバーにアップロードされる）

pushは以下で可能。

$ git ftp push -s dev

これで、ローカルでgit管理しつつコマンド一発で差分をFTPアップロード出来るようになった。