RawGitを使ったページへのアクセス過多
いつものようにホッテントリ―一覧を眺めていると、以下の記事が。
#ガチJS でJavaScriptとフロントエンドの未来について熱い話をした – mizchi's blog
興味があり、クリックしてみると、変なアラートが表示されてOKを押すと、なんと、
記事が逆さまに表示されている。
なんでこんなことになってるのか調べてみた。
アラートの内容は以下。
This website abuses rawgit.com. You should complain to its owner.
自動翻訳にかけてみると、以下。
このウェブサイトは、rawgit.comを罵倒します。あなたは、その所有者に不平を言わなければなりません。
abuses
は、乱用
とかの意味があるみたい。
このサイトでは、rawgitというサイトを使用しているよう。
このrowgit、というのは、CDNが提供されていないgithub上のコードを直接使用したいけれど、
そのままだと上手く使えないから、それを使えるように出来るサービス、というものみたい。
この説明サイトの内容のように、URLを、https://raw.github.com
から、https://rawgithub.com
へ変更する。
参考:http://qiita.com/futoase/items/8e20db8f7a191941d6b6
Production betaという表現がサイトにあったので、気になって見てみた。
今のところCDNをrawgitの作者が自費で借りているようだ。
一応Productionという表現はあるけれど、商売で使うには自前でね★とのことだ。
この辺で引っかかっているよう。
rawgitのサイトを改めて見てみると、stats
というページがあり、アクセスの多いページを公開している。
http://rawgit.com/stats
FAQを読むと、ここに出るようなサイトの場合は、自前でサーバーとか用意してね、とのことのよう。
http://rawgit.com/faq#how-do-i-know-if-im-a-jerk
で、冒頭の警告文に戻って改めて解釈してみると、
このサイトは、rawgitへのアクセスが多すぎるよ!
改善されるまでは見た目逆さまにして読めなくするからアクセスしないでね。
クレームはサイトの製作者に入れてね。
みたいな感じでしょうか。
ちなみに、逆さまになっているのは、htmlタグに対して以下のCSSが追加されているから、のよう。
html {
-moz-transform: rotateX(180deg) !important;
-webkit-transform: rotateX(180deg) !important;
transform: rotateX(180deg) !important;
}
全体を180度回転させている。
アクセスが多いサイトに対してこうやって読めなくさせる手法とは面白い。